8月6日に税理士試験を受験してから、3週間が経過しました。
受験した税理士受験生の方々はお疲れさまでした!
私は今年酒税法を受験しましたので、試験当日の行動・心境などについてまとめました。
起床~試験前
今回私が受験した酒税法は、8月6日(1日目)の15時30分~17時30分の間で実施されました。
過年度に簿記論と財務諸表論は合格していたため、今年は酒税法からの受験でした。
簿記論に受験した時は、朝早く始まるので前日にしっかりと眠りにつけるかが心配でしたが、今年は、なるべく早く起きないように工夫していました。
なぜなら、あまり早く起きすぎてしまうと、試験が開始するころには脳が疲労してしまい、悪影響が出てしまうと考えたからです。
実際には、8時ごろには起きてしまったため、早めに試験会場近くのマックへ。
そこでは、1時間程度最終確認を行った後は、脳を休めるため目を瞑っていました。(寝付くことはできませんでしたが)
そして、試験3時間前には富士そばを食べ(血糖値の関係で眠くなりづらいそばを選んでます)、2時間前~1時間前の間にカフェインを注入し、30分前はブドウ糖を3粒摂取しました。
学生のころから、試験当日のコンディションだけはめちゃめちゃ神経質になってしまう性格で、、、
それらが効果があるのかわかりませんが、いつもできる限りの事をしています。
問題が解けない場合は自分の勉強不足だと割り切れますが、体調に影響を受けたくないですからね。
そして試験
酒税法は理論30%計算70%の配分で出題され、毎年高得点勝負になることが多い科目です。
極端に言えば、理論ではそこまで差がつかず、計算が最終値まで一致した人から1,2ミスぐらいの人までが順番に合格していくようなイメージです。
計算は、まず酒の原料や製造方法からどの酒類の品目(ビール、ウイスキーなど)に該当するかを答える「酒類の判定」を約8種類について行い、続いて「税率」「数量」「税額」「控除税額」「差引納付税額(最終値)」という順序です。
酒類の税率は、ビールは1klあたり181,000円、果実酒は1klあたり100,000円など、酒類の品目によって決められていますので、最初の8種類ある酒類の判定で1つでも間違えると必然的に最終値は合わないこととなります。(これが酒税法の一番恐ろしいところ)
国税庁HPより引用
つまり、問題文で原料や製造方法が与えられ、それがどの酒類に分類されるかを判定することが最も重要となります。
結果は、酒類の判定で3つほど悩むところがあったため、確実に今年は厳しいだろうと思いました。
試験が終わり
試験が終わり、各予備校から解答速報が出た後、自己採点をしました。
結果は、、、計算の最終値が無事一致していました。
合否の分かれ目は、お酒の原料であるホップが”植物”かどうか知っているかによって解答が分かれるものでした。
私は酒呑みなので、ビール工場見学に行ったときに、実際のホップを見たことが見たことがあったので、なんとか正解できました。
ホップを知っているかどうかで合否が分かれる試験とは・・・
果たしてこれが税法の試験としてふさわしいかどうかはさておき、そこは割り切ってとにかくミスをしないことを重視して勉強していたので、ミスをしなかったという部分については努力が実ってよかったです。
今後やりたいこと
各予備校が発表するボーダーラインと照らし合わせ、無事合格確実ラインを超えることができたため、よほどのことがなければ合格してると思いたいです。
大学院免除組のため、今年合格であれば、税理士試験は終了となります。
解放感・安心感がある一方、税理士に一歩近づいたことへの焦りも感じています。
とにかく、専門家として恥ずかしい税理士にならないよう引き続き勉強は続けていきます。
今後は、税法のほか、IT関連のスキルを鍛えていきたいと考えています。
最近ITの資格も取ったので、それについても後日お伝えできればと思います。